景気・経済動向記事

特別企画 : 2016年沖縄社長分析

高齢化止まらず過去最高の58.2歳
〜 90年以降で6.7歳進む 〜

はじめに

内閣府の発表した『2015年版高齢社会白書』によると、65歳以上の高齢者の数は過去最高の3300万人に達し、総人口の26.0%を占めており、日本社会の高齢化の進展がいかに急激に進んでいるのか分かる結果となった。企業の経営者も例外ではなく、平均年齢が年々上昇を続ける中で、60代の経営者の半数以上が後継者不在になっている状況も判明しており〈帝国データバンク『後継者問題に関する企業の実態調査』(2014年7月)〉、トップの高齢化にどう向き合うのか、企業はその対応を求められている。

帝国データバンクは、2015年12月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(約1万6000社収録)から「株式会社」「有限会社」1万202社のデータを抽出。社長の年齢と2015年の1年間における社長の交代状況について分析した。なお、前回調査は2014年1月に実施。

調査結果

  1. 1 社長の平均年齢は、2015年に58.2歳と過去最高を更新。また、社長交代率を見ると、2015年は4.45%となり、3年ぶりに前年を下回った
  2. 2 業種別に社長の平均年齢を見ると、最も高いのは製造業の59.7歳。次いで、不動産業の58.9歳、建設業の58.7歳が続く。製造業の高齢化が際立つ一方、携帯電話ショップや化粧品販売など小売業の平均年齢が低い
  3. 3 年商規模別の平均年齢を見ると、「1000億円以上」の62.5歳が最も高く、「10億円〜50億円未満」の59.3歳がこれに続いた。規模が小さいほど70代や80歳以上の社長が多くなっている
  4. 4 女性社長企業の比率は年々上昇している。2015年10.1%で1990年の2.9%より7.2%増加している。

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