2009年10月8日
特別企画: 未上場ゼネコン100社 経営実態調査 |
売上高合計は前年度比2.8%減少、56社が減収 〜 当期純損益合計は赤字転落 〜 |
はじめに
建設・不動産業者の倒産ラッシュとなった昨年度から一転、今年度に入って以降、建設業者の大型倒産は鳴りを潜めている。倒産件数については、2009年度上半期で1732件、前年同期比で1.8%の減少となっているが、一方では大手ゼネコンでさえ受注減少が顕著となっているうえ、新政権の下での公共事業見直しなど先行き不透明感は拭えず、限られたパイの奪い合いを巡って、競争は今後さらに厳しさを増すものと思われる。
帝国データバンクは、企業概要データベースCOSMOS2(収録数125万社)から、2007年度(2007年4月〜2008年3月)、2008年度(2008年4月〜2009年3月)の決算データが判明している全国の未上場ゼネコンを抽出。2008年度売上高上位100社について、地域別、売上高、当期純損益を比較した。
- 2009年9月時点で未上場のゼネコンを対象とした。
- 地域については「北海道・東北」「関東」「北陸・中部」「近畿」「中国・四国」「九州」の6地域に分けた。
調査結果
調査結果によると、未上場ゼネコン100社の2008年度の売上高は、全国合計で4兆6403億6500万円(前年度比2.8%減)となった。100社中、減収となったのは56社、増収が44社。また、地域別の合計を見ると、6地域中4地域で減収となった。一方、当期純損益の合計では同161億7000万円の赤字。前年度は306億3900万円の黒字であったことから、前年度比では468億900万円の大幅減少となった。地域別に見ると黒字となったのは「近畿」のみとなった。増収率ランキングでは、寄神建設(株)(兵庫県)の増収率74.2%がトップ。以下、(株)一宮工務店(愛媛県)の同52.7%、岩倉建設(株)(北海道)の同52.5%と続いた。
詳細は資料(PDF 376KB)をご覧ください。
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