倒産速報記事

株式会社MJGなど2社

首都圏を中心に接骨院チェーンを展開
新型コロナウイルス関連倒産
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:551006118

負債47億1731万円

当社が運営するチェーン「MJG接骨院」店舗

「東京」 (株)MJG(資本金5000万円、新宿区西新宿2-1-1、代表木ア優太氏、従業員約450名)と関係会社の(株)フロンティア(TDB企業コード:617021085、資本金100万円、立川市錦町3-1-2、同代表)は、4月10日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は橋修平弁護士(中央区銀座2-2-2、橋修平法律事務所、電話03-6903-3210)ほか6名。破産管財人は三村藤明弁護士(千代田区大手町1-1-1、アンダーソン・毛利・友常法律事務所、電話03-6864-3011)が選任されている。なお、今般の新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、電話による対応が困難となっている。

 (株)MJGは2011年(平成23年)6月に創業、2012年(平成24年)3月に法人改組。「MJG接骨院」「MJG整体院」を運営していた。40〜60代の女性を中心に、骨盤・深層筋・神経のゆがみを矯正するプログラム「PIMバランス」メニューを主力として、各種柔道整復術の施術も手がけていたほか、交通事故・スポーツ事故など急性症状の治療も行っていた。出店地域は首都圏を中心に、北関東や中部地方などフランチャイズ店を含めて約180店舗を運営し、2019年11月期には年収入高約50億3300万円を計上していた。

 しかし、積極的な新規出店に伴う管理体制が追いつかず、不採算店舗が増加。また、借入金の返済負担が重く、資金繰りが悪化していた。こうしたなか、根拠なく体脂肪を減らせるとの宣伝をしたとして、2019年11月18日に埼玉県から景品表示法違反(優良誤認)で再発防止を求める措置命令を受けたことに加え、今年2月には社員より労使トラブルや保険診療の不正請求などを告発され、信用が低下。さらには、新型コロナウイルスの影響により来院顧客が減少し、急速に売り上げが落ち込んでいた。取引先への支払いや従業員への給与支払いに遅れを生じ、金融機関に対する返済猶予の要請やスポンサー交渉により経営の立て直しを図っていたが奏功せず、事業継続が困難となり、今回の措置となった。

 負債は(株)MJGが債権者約2355名に対し約43億8031万円、(株)フロンティアが債権者約23名に対し約3億3700万円で、2社合計で約47億1731万円。

 なお、「MJG接骨院」「MJG整体院」の一部の店舗は、別会社に事業譲渡がなされる予定。

倒産した企業の周辺では様々なニーズが生まれます。この機会を商売のチャンスに変えませんか?

倒産関連サービス

倒産情報