倒産速報記事

株式会社冨士見荘

旅館・ホテル
新型コロナウイルス関連
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:440001504

負債23億8800万円

「愛知」 (株)冨士見荘(資本金9600万円、蒲郡市西浦町大山17、代表伊藤剛氏)は、3月30日に名古屋地裁豊橋支部より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は河邊伸泰弁護士(豊橋市前田中町8-24、河邊・加藤法律事務所、電話0532-55-2037)。財産状況報告集会期日は7月3日午前11時。

 当社は、1956年(昭和31年)2月設立の旅館経営業者。三河湾国定公園西浦温泉に立地する観光温泉旅館「冨士見荘」を経営、60年超の業歴を持ち地元では一定の知名度を有していた。1990年以降に設備投資を順次行っていたほか、ホームページのリニューアルなどで顧客獲得に繋げ、2005年12月期には年収入高約5億円を計上していた。

 しかし、個人消費低迷が続きレジャー向け支出が減少していたことや、国内外の温泉・リゾート施設との競合激化もあってその後の業況は低迷、2017年12月期の年収入高は約9700万円にダウンしていた。設備投資資金を借入で賄ったことで財務面も逼迫し、2013年には決済不履行を起こすなど資金繰りの厳しさが表面化していた。近時は、中国人ツアーの受け入れに特化し業況改善を図っていたものの、今回の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大で中国からの団体旅行の予約のキャンセルが相次ぎ、事業継続が困難となったことから2月14日には事業を停止していたところ、今回の措置となった。

 負債は約23億8800万円。

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