倒産速報記事

(株)ダン科学

半導体・ハードディスク洗浄装置製造
民事再生法適用申請
TDB企業コード:985365321

「東京」 (株)ダン科学(資本金3200万円、八王子市美山町2161-5、代表花島徹基氏、従業員95名)は、4月2日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は平谷敬一郎弁護士(八王子市明神町4-7-15、電話042-645-1533)。監督委員は大野了一弁護士(港区虎ノ門1-16-4、電話03-3501-0781)が選任されている。

 当社は、1955年(昭和30年)6月に創業、59年(昭和34年)4月に法人改組した半導体関連装置メーカー。フロンを使用しないクリーンテクノロジーによる電子部品洗浄システムの研究開発を主力に、本社のほか藤野工場(神奈川県相模原市)、上野原工場(山梨県上野原市)を拠点にウエハー、ディスク、精密部品、LEDなどの各種洗浄装置、空気清浄装置の製造を手がけ、国内大手メーカーなど150社を得意先とし、近年は韓国・中国向け輸出も40%を占め、2008年9月期の年売上高は約45億6200万円、当期純利益は約3700万円を計上していた。昨年後半からの景気後退に伴い、近時の半導体業界は、得意先の設備投資計画の延期・凍結が相次ぐなど急速に悪化していたものの、当社については中国などから受注を獲得するなど堅調に推移していた。

 しかし、現本社や上野原工場建設や開発資金など先行投資が重荷となっていたうえ、素材・原料価格の高騰などで資金需要が高まり、苦しい資金繰りが続いていたため、銀行借り入れや私募債発行などで資金調達を行っていた。今年3月に入り、ナカン(株)(千葉県)に対する不良債権の発生や金融機関の支援姿勢の硬化などから資金計画に支障が生じ、今回の措置となった。

 負債は2008年9月期時点で約51億7400万円。

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