レポート

三重県企業・「休廃業・解散」動向調査(2025年1-8月)

2025年の休廃業・解散、前年同期を上回るペース コロナ禍以降で最多更新も ~「黒字」は5割を大きく割り込み、過去10年で最低 収益環境の悪化や後継者難から「あきらめ廃業」も~

SUMMARY

三重県内企業で 2025年1-8月に休業・廃業、解散した数は513件に達した。前年同期と比較して+27件/5.6%増加し、2024年の年間743件を上回るペースで推移している。休廃業した企業のうち、直近損益で「黒字」だった企業は5割を下回っている。収益環境が悪化する中で事業を畳む「あきらめ廃業」が増加する動きが広がっている。

株式会社帝国データバンク四日市支店は、2025年1-8月に発生した三重県内企業の休廃業・解散動向について調査・分析を行った。

  • 帝国データバンクが調査・保有する企業データベースのほか、各種法人データベースを基に集計
  • 「休廃業・解散企業」とは、倒産(法的整理)を除き、特段の手続きを取らずに企業活動が停止した状態を確認(休廃業)、もしくは商業登記等で解散(但し「みなし解散」を除く)を確認した企業の総称
  • 調査時点での休廃業・解散状態を確認したもので、将来的な企業活動の再開を否定するものではない。また、休廃業・解散後に法的整理へ移行した場合は、倒産件数として再集計する場合もある
  • [注] X年の休廃業・解散率=X年の休廃業・解散件数/(X-1)年12月時点企業数

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20250926_三重県企業・「休廃業・解散」動向調査(2025年1-8月)

Contact Usお問い合わせ先

担当部署

株式会社帝国データバンク 四日市支店 TEL:059-353-3411