レポート

高岡建設株式会社

2002/04/25

TDB企業コード:580144738 大阪府大阪市西区 建築工事、土木工事 自己破産を申請 負債85億円

「大阪」 高岡建設(株)(資本金3億円、大阪市西区南堀江3-10-12、代表明石孝二郎氏、従業員 102人)は、4月25日に大阪地裁へ自己破産を申請した。

 申請時の負債は約85億円。
 申請代理人は相内真一弁護士(大阪市北区西天満2-10-2、電話06-6365-6154)ほか。
 当社は、1911年(明治44年)6月創業、46年(昭和21年)11月に法人改組した建築工事業者。従前には大手鉄鋼商社から出資を受け、工場、流通センター向けなどの大型鉄骨構造物の受注を中心に手がけ業容を拡大。東京、和歌山、宮崎など全国8ヵ所に支店を設置し、土木工事、不動産賃貸などもおこない、ピーク時の92年3月期には年売上高約123億200万円を計上していた。

 バブル崩壊以降は、主力得意先の設備投資抑制の影響を受けて、鉄骨関連の受注が低迷し、2001年同期の年売上高は約51億3000万円に減少。この間、99年5月には鉄鋼商社が所有していた株式を役員筋で買い戻し、同商社グループ以外からの受注獲得に注力するほか、関係会社の整理、宮崎支店の分社化計画、人件費の削減等を行い業績の回復を目指していたが、運転資金や一部不動産の購入に充てた金融債務が年商を上回るなど、金利負担が資金繰りを圧迫し、先行き見通し難となっていた。