レポート

キョクトーリース株式会社

2000/10/19

TDB企業コード:240271658 栃木県小山市 建設機械リース 民事再生手続き開始を申請 負債54億円

県内では大手クラスの建設機械リース業者、キョクトーリース(株)(資本金1000万円、栃木県小山市中久喜906-2、内田眞一社長、従業員79人)は、10月16日に宇都宮地裁に民事再生手続き開始を申請、同月17日に受理された。
 申請代理人は澤田利夫弁護士(宇都宮市清住3-4-17、電話028-622-5104)。
 同社は、1987年(昭和62年)7月に設立された建設機械のリース、レンタル業者。タイヤショベル、ブルドーザー、ダンプカーなどの重機類からコンプレッサーや発電機まで全般的に取り扱い、県内のみならず、福島、山形、宮城などに営業所を設置するなど積極的に事業を展開、96年9月期には年収入高約26億800万円を計上していた。
 しかし、その後は土木建築需要の停滞や競合激化にともなうレンタル料の下落から業績は低迷、昨年も仙台に営業所を新設するなど販路拡大に努めていたものの、99年同期の年収入高は約23億1100万円にとどまっていた。加えて、この間、重機の購入も積極的に行なってきたため、それにともなう支払手形も50億円を超えるなど高水準となり、余裕のない資金繰りを余儀なくされていた。
 このため、近時はそれまでの拡大策を改めリストラに着手、営業所の閉鎖や重機類の処分を進めてきたが経営環境の悪化にリストラが追いつかず、また、業界内で信用不安説が流れ一部の業者が取引を撤退したことなどから苦しい運営となり、ついに自主再建を断念、今回の措置となった。
 負債は約54億円。