倒産速報記事

ヒロセ電子システム株式会社

医療機器製造・販売
債務整理を弁護士に一任、自己破産申請へ
TDB企業コード:982128529

負債58億3700万円

ヒロセ電子システム本社が入居しているビル(東京都渋谷区)

「東京」 ヒロセ電子システム(株)(資本金5000万円、渋谷区恵比寿南1-9-6、代表秋山清氏ほか1名)は、9月2日までに債務整理を金井暁弁護士(千代田区麹町2-3、大知法律事務所、電話03-6261-2501)ほか7名に一任した。9月2日をもって事業を停止し、今後、自己破産を申請する予定。

 当社は、1964年(昭和39年)11月に創業、68年(昭和43年)11月に法人改組された精密電子システム機器製造業者。採血した血液を分析する多機能小型自動血液分析装置を主力に、便潜血分析装置や赤外線治療器など医療の先端技術を支える医療機器のほか、肌の健康を保つイオン導入器、リラクゼーション機器などの家庭用機器まで扱っていた。また、メカ駆動制御コントローラーや真空・汎用ポンプ、半導体製造装置制御、搬送装置制御など幅広い対応が可能な、産業用機器の開発・生産・OEM供給も展開。北関東を中心に工場を構え、中国子会社なども有し、大口取引先のインフラ案件などが堅調に推移した2018年9月期には年売上高約61億5400万円を計上していた。

 しかし、決算期を変更した2018年12月期(3カ月の決算)の年売上高は約14億2000万円となり、採算性も悪化していた。近時は、中国での人件費や製品価格高騰などの影響から、中国子会社の業績が低迷し、グループ間での貸付が固定化。グループ全体での資金繰りが悪化し、今回の事態となった。

 なお、関係会社のエビス電子(株)(TDB企業コード:220150842、資本金1000万円、渋谷区恵比寿南1-9-6、登記面=群馬県安中市松井田町二軒在家573-1、代表渡邊良典氏)も同様の措置となっている。

 負債は債権者約800名(2社合計の推定値)に対し、ヒロセ電子システム(株)が2018年12月期末時点で約58億3700万円、エビス電子(株)が約2億5500万円。

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