倒産速報記事

株式会社エスキスなど2社

自動車部分品製造
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:835000098

負債26億6600万円

「広島」 (株)エスキス(資本金500万円、広島市西区三篠町2-6-4、代表丸重元紀氏)および関連会社の(株)エスキスプラスチック(資本金300万円、同所、同代表)は、3月30日に広島地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人には、兒玉浩生弁護士(広島市中区白島北町3-14、兒玉法律事務所、電話082-227-2200)が選任されている。

 (株)エスキスは、2007年(平成19年)創業、2010年(平成22年)6月に法人改組された自動車部品メーカー。従前は輸入・国産中古車の販売や修理、カスタマイズなどを主体に手がけていたが、その後はサイドブレーキのグリップやハンドルを中心に、内装部品などの製造にシフトし、積極的な設備投資を進めて生産能力の拡充を図っていた。本店や白木工場、熊野工場を拠点に、一時期は広営業所や東広島営業所を開設して業容を拡大、2015年5月期には年売上高約8億円を計上していた。

 しかし、それ以降は同業者との請負価格競争の激化により受注が落ち込み、2017年5月期の年売上高は約4億円にまでダウン、収益性も振るわず財務内容は債務超過に陥っていた。年商を上回る借入金が重荷となるなか、仕入れ先への支払い遅延の発生や、2016年1月に広島市より本店不動産の差し押さえを受けるなど、資金繰りの悪化が表面化していた。このため、中古車販売事業からの撤退や営業所を閉鎖するなど業容の縮小を余儀なくされ、その後も収益の悪化に歯止めがかからず、本店や東広島営業所の不動産を売却して財務内容の改善を図っていたが、ついに支えきれなくなった。

 (株)エスキスプラスチックは、2013年(平成25年)9月に設立され、(株)エスキスと連携して同様の事業を展開していたが連鎖した。

 申し立て時点の負債は、(株)エスキスが約18億7000万円、(株)エスキスプラスチックが約7億9600万円、2社合計で約26億6600万円だが、その後に変動している可能性がある。

倒産した企業の周辺では様々なニーズが生まれます。この機会を商売のチャンスに変えませんか?

倒産関連サービス

倒産情報