倒産速報記事

株式会社ルキオ

大型インクジェットプリンター、付帯消耗品、LED照明等販売
「ふくしま産業復興企業立地補助金」を不正受給
事業停止、自己破産申請へ
TDB企業コード:270878779

負債23億円

「東京」 (株)ルキオ(資本金8000万円、世田谷区奥沢7-22-8、代表古谷庄悟氏)は、3月9日までに事後処理を中村繁史弁護士(千代田区丸の内3-3-1、東京丸の内法律事務所、電話03-3213-1081)ほか1名に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、1994年(平成 6年)8月に設立され、大型インクジェットプリンターや付帯する消耗品などの販売を手がけていた。販売先については、印刷・看板業者などの直需先に加え、代理店経由の販路を構築、小口先も合わせ全国200社程度の顧客を有していた。プリンターの取扱製品については海外メーカーの輸入品を主体に国内製品も取り扱い、一部製品は中国メーカーに製造を委託、自社ブランドとして販売するなど、2014年5月期には年売上高約18億1600万円を計上していた。

 この間の2014年春には、福島県南相馬市に東北工場を開設。看板や店舗、車載用のLED照明の製造、販売事業に参入し、「MIMA light」の自社ブランドで販売するなど業容を拡大、2016年5月期の年売上高は約29億3100万円にまで伸ばしていた。

 しかし2016年11月、福島県南相馬市の東北工場建設の際に受給した補助金の不正受給が発覚。福島県や南相馬市から合計約6億2700万円を不正受給しており、これらを全額返還する事態に発展していたが、ここにきて事業継続が困難となり、2月末をもって取引先に対する支払いを停止していた。

 負債は2016年5月期末時点で約23億円だが、その後に変動している可能性が高い。

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