倒産速報記事

コープ協同開発株式会社など3社

不動産賃貸、管理
特別清算を申請
TDB企業コード:010442187

負債271億円

「北海道」 コープ協同開発(株)(資本金4億9000万円、札幌市西区発寒11条5-10-1、代表清算人會田彰氏)とコープ協同不動産(株)(資本金7500万円、同所、同代表清算人)、(株)道環(資本金5000万円、同所、同代表清算人)の3社は、2月26日に札幌地裁へ特別清算を申請した。

 申請代理人は實重洋祐弁護士(札幌市中央区大通西10、伊東・實重法律会計事務所、電話011-271-2475)。

 コープ協同開発(株)は、生活協同組合コープさっぽろ(札幌市)の出資により1987年(昭和62年)12月に設立。不動産賃貸、管理業務を手がけ、コープさっぽろの店舗や施設を当社名義で所有し、コープさっぽろを主体にテナントへ賃貸を行い、2006年3月期には年収入高約19億4100万円を計上していた。

 この間の不動産取得に際しては、親会社であるコープさっぽろからの借入金に依存していたが、借入金負担や固定資産除去損失などの計上で赤字が長期にわたり続いたことなどから、2015年3月期での累積損失は約84億5200万円に達していた。

 コープ協同不動産(株)は、1978年(昭和53年)8月に設立。コープ協同開発(株)と同様にコープさっぽろを対象に不動産賃貸業務を行っていたが、借入金負担などから欠損計上が続き、2015年3月期での累積損失は約37億円に達していた。

 (株)道環は、1985年(昭和60年)3月に設立。2006年にコープさっぽろが事業統合した生活協同組合道央市民生協(苫小牧市、2009年7月破産)がかつて所有していた店舗不動産の管理のほか、一部、コープさっぽろの店舗を所有し賃貸していたが、借入金負担に加えて不動産売却損の計上などから連続欠損を余儀なくされ、2015年3月期での累積損失は約111億3000万円に達していた。

 負債はコープ協同開発(株)が約87億円、コープ協同不動産(株)が約43億円、(株)道環が約141億円、3社合計で約271億円。

 なお、生活協同組合コープさっぽろは2016年3月期決算において3社に対する債権について引当金として計上する一方、同期においては過去最高となる55億円の経常利益を見込んでおり、今後、7年ほどで解消していく見通し。

倒産した企業の周辺では様々なニーズが生まれます。この機会を商売のチャンスに変えませんか?

倒産関連サービス

倒産情報