大型倒産速報

倒産・動向記事

2016/02/09(火) 半導体製造装置用石英ガラス加工
株式会社大湘技研
民事再生法の適用を申請
負債42億円

TDB企業コード:200648871
「茨城」 (株)大湘技研(資本金6500万円、神栖市砂山3-4、代表宮澤浩二氏、従業員85名)は、2月8日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は宮原一東弁護士(東京都中央区日本橋茅場町2-3-6 宗和ビル7階、桜通り法律事務所、電話03-6661-6553)ほか3名。監督委員には渕上玲子弁護士(東京都千代田区有楽町1-6-4 千代田ビル、日比谷見附法律事務所、電話03-3595-2062)が選任されている。

 当社は、1981年(昭和56年)10月に設立された石英ガラスおよびシリコン素材の研削・研磨加工業者。半導体製造装置に組み込まれるもので、デジタル家電品、パソコン、携帯電話、自動車業界など幅広いニーズを背景に、2008年5月期には年売上高約56億500万円を計上していた。

 しかし、リーマン・ショックにより半導体市場が大きく冷え込んだ影響で、2009年5月期の年売上高は約27億9700万円と大幅に落ち込み、損益も赤字に転落した。その後も半導体メーカーの減産や設備投資の凍結、先送りが止まらず、主力先からの受注量も大幅に落ち込んでいた。研磨機や三次元測定器など多額の設備投資負担が重く、余剰材料や減価償却費も負担となるなか、社内では帰休日を設け週休3日制をとるなど生産調整に取り組む一方、従業員を削減して対応していた。2011年から2013年にかけては、海外向けの新規受注先開拓効果で売上高が持ち直し、収益改善の動きもみられたが、ここにきて中国経済の減速で先行きの見通しが立たなくなり、自主再建を断念した。

 負債は約42億円となる見込み。

 なお、債権者説明会が2月10日(水)午前9時30分より、神栖市商工会(神栖市溝口4991)と茅場町大栄ビル(東京都中央区日本橋茅場町2-4-9)で開催される予定。

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