レポート

旭アセッツマネジメント株式会社

2010/10/29

TDB企業コード:985022265 東京都港区 電子計測器、サーモスタット製造・販売 東証1部上場富士電機ホールディングスの連結子会社 特別清算開始決定受ける 負債15億3867万円

「東京」 旭アセッツマネジメント(株)(資本金5000万円、港区芝浦2-3-31、代表清算人前山暁子氏)は、10月20日に東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

 申請代理人は前山暁子弁護士(東京都千代田区有楽町1-7-1、電話03-3215-2470)。

 当社は、1950年(昭和25年)9月の設立。東証1部上場の富士電機ホールディングス(株)(品川区)の連結子会社旭計器(株)として電子計測器、サーモスタットの製造、販売を手がけ、2007年3月期には年売上高約41億2500万円を計上していた。

 しかし、その後は半導体市況の悪化によって半導体製造装置向けの電子計測器の受注が落ち込み、サーモスタット事業もリーマン・ショック後の住宅需要の減退によって主力用途の床暖房、ガス給油器向けが不振となっていた。2009年3月期の年売上高は約27億8200万円に落ち込み、欠損を計上していた。

 そのため、2010年1月に電子計測事業を渡辺電機工業(株)(渋谷区)へ譲渡。当社は3月に現商号へ変更、サーモスタット事業は同時に新設分割した(新)旭計器(株)へ移し、4月に中国の鵬成グループへ同社を株式譲渡した。7月30日に開催した株主総会で解散を決議、同日付けで事業を停止し、債務整理手続きに入っていた。

 負債は債権者約1名に対し約15億3867万円。

 なお、富士電機ホールディングス(株)においては2010年3月期に全額を引当済みで、今期業績に与える影響はない。

 また、新設分割した旭計器(株)は通常どおり営業している。