レポート

株式会社サン-ケイ

2010/03/01

TDB企業コード:983939100 東京都中央区 国内最大のクラフト専門店「銀座ソレイユ」経営 民事再生法の適用を申請 負債4億400万円

「東京」 (株)サン-ケイ(資本金3000万円、中央区銀座1-6-2、代表菊池直也氏ほか1名、従業員22名)は、2月26日に東京地裁に民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けた。

  申請代理人は後藤孝典弁護士(港区西新橋1-5-11、電話03-3591-7377)ほか1名。監督委員は松下満俊弁護士(千代田区丸の内2-4-1、電話03-3212-1451)。

 当社は、1979年(昭和54年)7月に手芸品の販売を目的として設立。84年頃から他に先駆けてトールペインティング分野に進出、同分野を中心として、画材類、材料販売、それに付帯する関連書籍、ビデオの販売を手がけている。銀座でトールペインティングとスクラップブッキングの専門店「銀座ソレイユ」を展開、そのほか名古屋、大阪にも店舗を構えた。また、アート教室「銀座ソレイユ フォークアート アカデミー」を運営するほか、各種コンテストを主催、「ペインティングの本」のスポンサーとしても協賛するなど、トールペインティング普及のために積極的な活動を行い2万人以上にもおよぶ個人会員を獲得、2004年8月期には年売上高約12億4800万円を計上していた。

 しかし、その後の売り上げは伸び悩み、2008年8月期の年売上高は約9億1200万円となった。2009年3月には、販売チャネルの拡大を行うことで新規顧客を獲得すべく、神奈川県横浜市戸塚区に「横浜戸塚WH店」をオープン。アウトレット商品も数多く取り揃えることで集客力アップを狙った。しかし、国内の景気低迷の影響を受け、客足は期待通りとはいかず、2009年8月期の年売上高も6億9700万円と落ち込んだ。この間、急激な円高の影響で多額の為替損が発生。金融機関に対し返済猶予の要請をするなどして経営再建を目指してきたが、ここにきて資金繰りに行き詰ったことから、今回の措置となった。

 負債は2009年8月期末時点で約4億400万円。

 債権者説明会は、2010年3月3日(水)午前11時から、東京都中小企業会館(中央区銀座2-10-18)8階AB室で行われる。なお、店舗については通常通り営業を続けている。