レポート

シロックス物流株式会社

2009/09/01

TDB企業コード:270831208 埼玉県比企郡 総合物流サービス シルバーオックス関連 民事再生法の適用を申請 負債11億5600万円

「埼玉」 シロックス物流(株)(資本金2000万円、比企郡吉見町長谷1925、代表岸實氏、従業員95名)は、9月1日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令ならびに監督命令を受けた。

 申請代理人は若杉洋一弁護士(大阪府大阪市北区堂島1-1-5、電話06-6341-0461)ほか6名。

 当社は、東証1部上場のアパレルメーカー、シルバーオックス(株)の関東地区の物流部門が独立して1991年(平成3年)4月に設立された。親会社のシルバーオックス(株)をはじめ大手アパレル企業の衣料品や服飾雑貨品の検針、検査、補修、保管、値札付け、値札発行、自動ソーターによる仕分け、梱包、出荷まで物流に関するサービスを一括で請け負い、サービス面では高品質を維持し得意先からは高い評価を得ていた。県内の東松山市並びに比企郡に物流センター・加工センターを有し、2007年10月にはシロックス大阪物流(株)を吸収合併し、商号をシロックス東京物流(株)から現商号に変更していた。

 全国規模の物流サポートを構築させ、2009年3月期は年収入高約41億5000万円を計上していたが、従来、収益性の低かった大阪事務所の効率性を高めるための設備増強や効率化をあげるための倉庫集約などの投資がかさみ、約2億8700万円の最終赤字となっていた。こうしたなか、7月15日には親会社のシルバーオックス(株)(9月1日破産手続き開始決定)の決済難から受注が減少、当社の資金繰りも悪化していた。このため、当社を含めた物流会社2社の株式譲渡、さらに当社の事業譲渡について佐川グローバルロジスティクス(株)(東京都品川区、以下SGL)と交渉を進めてきたが、事業譲渡完了までの間に運転資金の不足が発生したことから、今回の措置となった。

 なお、同社の事業再生について、SGLから正式な支援表明を受けていることを明らかにしている。

 負債は約11億5600万円。