レポート

株式会社東陽印刷所

2009/06/29

TDB企業コード:985545507 東京都新宿区 総合印刷 【続報】 自己破産を申請 負債58億3300万円

「東京」 既報、(株)東陽印刷所(資本金3億1000万円、新宿区下落合1-8-2、代表數佐昭氏、従業員210名)と、関係会社の旭洋(株)(資本金1000万円、同所、代表數佐昭氏ほか1名)、(株)スタジオいちよんいち(資本金3000万円、大田区京浜島2-4-3、代表數佐昭氏)は、6月25日に東京地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は野辺博弁護士(東京都中央区日本橋人形町1-18-6、電話03-3668-1575)ほか1名。

 (株)東陽印刷所は、1950年(昭和25年)8月設立の老舗の総合印刷業者。ポスター、カタログ、パンフレットなどの商業印刷を中心に手がけるほか、メーカーの商品に貼付されるラベルの印刷も行っていた。広告代理店やエンドユーザーとの取引に加え、大手印刷業者の下請受注で売り上げを伸ばし、98年3月期には年売上高約102億円を計上していた。

 その後も受注量は確保していたものの、同業他社との競合激化の影響を受け受注単価の下落が続き、それに伴い売り上げも減少。2008年3月期には年売上高約59億円にまで落ち込み、リストラや資産売却により財務内容の回復を図っていた。

 こうしたなか、同社の100%出資子会社である(株)ティーケーアイ(旧商号:東陽企画印刷(株))が5月15日に東京地裁へ自己破産を申請し、多額の不良債権が発生。資金繰りが悪化するなか、6月に入り決済難に陥ったことから、事業継続を断念していた。

 負債は(株)東陽印刷所が債権者約600名に対し約53億円、旭洋(株)が債権者約40名に対し約5300万円、(株)スタジオいちよんいちが債権者約15名に対し約4億8000万円で、3社合計では約58億3300万円。