レポート

株式会社メロス化学

2007/07/26

TDB企業コード:985812057 東京都豊島区 業務管理、不動産管理 破産手続き開始決定受ける 負債21億6900万円

「東京」 (株)メロス化学(資本金6億2022万9000円、豊島区東池袋3-7-1、代表小林洋一氏、従業員6名)は、債権者より東京地裁へ破産を申し立てられていたが、7月25日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 当社は、1968年(昭和43年)4月に設立。大手の美容材卸業者などを得意先として美容室・ホテルなどで使用される業務用化粧品や毛髪剤の製造、販売を手がけ、2003年3月期には年売上高約36億4700万円をあげていた。

 しかし、不良在庫処分や社員寮・配送センター兼倉庫などの不動産売却などから累損が拡大。2003年4月には製造部門、販売部門をそれぞれ100%出資する子会社(2社)に事業譲渡し、当社は子会社が行っていた業務や本社ビルの賃貸管理などに業態を変更、2007年3月期の年収入高は約2億3800万円となっていた。

 この間、2005年11月に子会社2社の全株式を都内の経営コンサルティング会社に売却。同年12月には当社および旧・子会社2社とジャスダック上場企業の4社間で業務提携を行うことについての基本合意書を締結していた。しかし、子会社2社の株式売却は当社の前代表が取締役会の承認決議なしに行ったものとして当社とコンサルティング会社との間で係争となり、2006年5月に同代表は解任(係争は継続中)。さらに同年6月にはメーンバンクの債権が別会社へ譲渡されるなど、事業環境が大きく変化していた。

 負債は2007年3月期末時点で約21億6900万円。