レポート

株式会社ホテル鬼怒川御苑

2006/02/14

TDB企業コード:240153322 栃木県塩谷郡 温泉旅館経営 民事再生法を申請 負債53億円

「栃木」(株)ホテル鬼怒川御苑(資本金4200万円、塩谷郡藤原町藤原1-1、代表人見弘之氏、従業員100人)は、2月14日に東京地裁へ民事再生法を申請した。
 申請代理人は住田昌弘弁護士(東京都千代田区内神田1-8-1、電話03-5280-5033)ほか4名。

 当社は、1972年(昭和47年)1月に設立され、一般観光客を対象とした観光ホテル「鬼怒川御苑」の運営を行っていた。95年7月には大幅な改装を行い、「淡雪の館」、「月光の館」、「百花の館」の3館にて、客室225部屋、収容人数1270人と鬼怒川地区でも上位ホテルとして位置付けられ、98年2月期は年収入高約31億3900万円を計上していた。

 しかし、改装資金に伴う借入金が重荷となり資金繰りは悪化していたうえ、2003年11月には主力行であった足利銀行が一時国有化となるなど金融環境の悪化から余裕のない運営を余儀なくされていた。さらに近年は、鬼怒川地区への観光客の減少にも歯止めがかからず、宿泊料金の低下もあり、2005年同期の年収入高は22億円台に落ち込んでいた。

 負債は約53億円。

 なお、今後については、再生ファンドの(株)ジェイ・ウィル・パートナーズ(東京都千代田区)がスポンサーとなって再生を目指す意向。