レポート

有限会社鬼怒川パ-クホテル

2005/10/28

TDB企業コード:240008484 栃木県塩谷郡 温泉ホテル経営 民事再生法を申請 負債35億円

「栃木」 (有)鬼怒川パークホテル(資本金850万円、塩谷郡藤原町大原1409代表小野吉正氏)は、10月28日に宇都宮地裁へ民事再生法を申請した。
 申請代理人は栃木義宏弁護士(東京都港区虎ノ門2-6-7、電話03-3580-1331)。

 当社は、1950年(昭和25年)12月に設立。鬼怒川温泉郷にて「鬼怒川パークホテルズ」と称し、「木楽館」(本館)を中心に「木の館」、「木心亭」、「李集庵一休」、「鬼怒川旅物語りと言う名の旅館」、「パークコテージ」、「パークヴィレッジ木の里」と7種類の施設を有する温泉ホテルの経営を手がけていた。

 客室数合計151室、最大収容人数約600人と、鬼怒川温泉郷においては上位規模の設備を誇り、団体旅行客から家族旅行などの少人数グループまで対応、各種の趣向をこらした風呂や露天風呂付き客室が好評を得て、2004年12月期の年収入高は約11億円をあげていた。

 しかし、この間2003年11月にはメーンバンクの足利銀行が破綻。県内の温泉郷においても産業再生機構からの支援決定や整理回収機構へ債権が譲渡される旅館やホテルが相次ぐなか、代表の小野氏は「旅館・ホテル活性化協議会」の代表として温泉郷再生に努めていたが 、当社もバブル期の積極的な設備投資から年商を大きく上回る金融債務を抱えており、今回の措置となった。

 負債は約35億円の見込み。

 なお、営業は通常通り継続中である。