レポート

四谷管理株式会社(旧商号=SMBC抵当証券)

2005/08/22

TDB企業コード:987052942 東京都新宿区 金融 三井住友FGの連結子会社 特別清算開始決定受ける 負債525億円

「東京」 三井住友FGの連結子会社である、四谷管理(株)(旧商号=SMBC抵当証券(株)、資本金181億8287万1000円、新宿区新宿1-8-5、代表清算人池田靖弁護士)は、6月24日開催の株主総会で解散を決議し、東京地裁へ特別清算を申請していたが、8月10日に同地裁より特別清算開始決定を受けた。

 当社は、1983年(昭和58年)10月、旧・三井銀行直系の抵当証券業者として設立。その後、さくら銀行(三井銀行と太陽神戸銀行が合併)のスタートに伴い92年4月に太陽神戸抵当証券(株)を合併、商号をさくら抵当証券(株)へ変更していた。

 銀行各支店からの紹介案件を中心に、抵当証券発行に伴う不動産開発融資や不動産担保融資を手がけ、長期資金を必要とする貸ビル・マンション業者を主な対象に、一時はブームに乗って業容を拡大、94年3月期には年収入高約522億9400万円をあげていた。

 しかし、バブル崩壊後の不動産市況の低迷に加え、ピーク時には4000億円を超えていた借入金負担もあり収益が低迷、このため新規貸付を停止するなど融資残高は減少していた。また、その間にグループの不動産賃貸会社を次々と吸収合併したことで、近年は不動産サブリース収入と債権回収業務が中心となっていた。

 その後、さくら銀行と住友銀行の合併に伴い、2002年3月にはさくら抵当証券(株)からエスエムビーシー抵当証券(株)(のちにSMBC抵当証券(株))へ商号変更していた。

 しかし、不良債権処理の加速に伴い、2005年同期の年収入高は約43億6500万円に落ち込み、多額の特別損失を計上したことから、最終当期赤字約593億円を計上、この結果、約451億円の債務超過となるなど財務内容は著しく悪化していた。

 このため、当社については四谷管理(株)へ商号変更したうえで、清算手続きに入っていた。

 会社解散時点の負債は約525億円。