レポート

日本活字工業株式会社

2004/04/08

TDB企業コード:580048464 大阪府大阪市北区 印刷機械・印刷材料販売 民事再生法を申請 負債50億円

「大阪」 日本活字工業(株)(資本金2470万円、大阪市北区西天満4-12-7、代表奥田晴司氏、従業員40人)は、4月7日に大阪地裁へ民事再生法を申請し、8日に同地裁より保全命令を受けた。

 負債は約50億円。

 申請代理人は村野譲二弁護士(大阪市北区西天満2-10-2、電話06-6365-8111)ほか。

 当社は、1894年(明治27年)3月創業、1945年(昭和20年)10月に休眠会社(1928年(昭和3年)12月設立)を買収し法人化した。当初は活字母型の鋳造を主体とし自社ブランドの「日活書体」は業界内で高い知名度を有していたが、印刷技術の発達で活字母型の需要が激減したため、印刷機械・印刷材料の販売中心に転換、経営の多様化で業容の拡大を図り、90年1月期には年売上高約46億円を計上していた。

 近時は印刷機械および周辺機械販売40%、印刷材料の販売30%、並びにOA機器・ソフト販売・メンテナンス20%、活字母型製造など10%の比率で手がけていたが、不況の長期化に伴う得意先業界の設備投資や経費削減で売り上げが減少し、2003年同期の年売上高は約19億5000万円にまでダウン、利益率の低下から資金繰りは悪化していた。

 また、93年3月の東京本社ビルの建て替え(投資額25億円)などの設備投資を借入金に依存していたことから金融債務が膨らみ、財務内容は悪化していた。