業界動向

TDB業界動向から主要業界の天気図を抜粋。快晴から雷雨まで7段階のお天気マークで表現した業界の動向と展望を紹介します。

業界天気図

2013年2月更新

業界 分野 業界天気 2013年度のポイント
2012
年度
2013
年度
銀行 主要行 曇り
曇り
国内の資金需要増大は見込めず、各グループともアジアを中心とした海外での融資拡大で、新たな収益源の確保を目指す。
地方銀行・
第二地方銀行
小雨
小雨
コア業務での収益改善が見込みにくいうえ、金融円滑化法終了による融資先破綻の増加も懸念され、厳しい状況が続く。
生命保険 曇り
曇り
ソルベンシー・マージン比率がさらに厳しくなる可能性が。金利の回復など、資産運用が収益改善のカギとなる。
損害保険
小雨
各社とも、業界再編・統合後の経営効率化への対応に注力するが、再編によるシナジー発揮には時間がかかる。
リース 曇り
曇り
国内景気に不透明感は残るが、環境・エネルギー関連分野や航空機分野の需要を見込む。収益拡大には海外展開が必須。
建設 曇り
曇り
2012年度補正予算案で復興・防災対策を中心に約4兆円が計上され、建設需要の増加で、業績面でプラスに寄与。
プラントエンジニアリング 曇り
曇り
国内需要の減少は続くため、海外案件の受注獲得が引き続きカギとなるが、リスク管理とのバランスが課題となる。
住宅 戸建て 曇り
薄日
国内景気の回復が進展が期待される。消費税引き上げ前の駆け込み需要の取り込みで収益拡大を目指す。
マンション 曇り
薄日
消費税引き上げ前の駆け込み需要や、住宅一次取得者などへのマンションの利便性訴求により、業績は底堅く推移。
不動産 不動産賃貸
(除く住宅系
賃貸)
曇り
曇り
商業施設の賃貸は、新規アウトレットモールの開設や既存施設の増床が続いていることが増収要因となる見込み。
加工食品 調味料製造 小雨
小雨
生活必需品としての需要は底堅いが、小売側の価格競争が激しく、業容拡大には既存商品の見直しや新商品投入がカギ。
酒類 酒類製造 曇り
小雨
国内市場の縮小傾向は続くと見込まれる。大手は海外伸張を目指すが、M&Aのリスク面も垣間見え堅調とはいかない。
繊維 繊維製造・
紡績
小雨
曇り
各社攻めに転じる姿勢だが、自動車関連のエコカー補助金の終了、海外経済減速の長期化などにより先行きは不透明。
アパレル 衣料品
小売
薄日
薄日
比較的安定して売上があがるようになり、各社既存ブランド強化・新規ブランドの立ち上げなどを行う見込み。
紙・パルプ 紙・板紙
製造


国内における紙・板紙需要の回復が見込めないなか、製紙各社は海外需要に期待せざるを得ない状況。
出版・新聞 出版社・
出版取次
雷雨
雷雨
書籍のデジタル化は進行する。デジタルコンテンツによる収益源を作れるかが業績回復のカギとなる。
石油化学製品 石油化学基礎
製品製造
小雨
小雨
厳しい事業環境を背景に、各社事業の再構築に努める。製造設備の稼働停止や統合に踏み切る企業も。
石油 石油精製・
元売り
小雨
小雨
引き続き電力用燃料を中心に需要が見込める。各社、企業規模を問わず既存事業の枠を超えて事業の選択・集約が進む。
電力・ガス 一般電気事業者・
卸電気事業者
雷雨
雷雨
値上げ申請の動きがあるが、固定価格買取制度が本格運用となり、顧客離れと買取費用負担増に繋がる恐れもある。
医薬品 医薬品製造 曇り
曇り
医療費抑制策や後発品の影響による主力製品の販売減から先進国は伸び悩む。新興国市場拡大で、増収基調は続く。
ドラッグストア 薄日
薄日
採算性重視のスクラップアンドビルド、エリアドミナント出店など積極的な出店戦略続く。国内競合激化で差別策強化。
医療・福祉
関連サービス
介護サービス・
有料老人ホーム
晴れ
晴れ
需要増から積極的な事業所開設続く。人員増で人件費・教育費は増加する見込み。新サービスへの取り組みに注目。
鉄鋼 高炉 小雨
小雨
新政権のもと建設向け需要の回復などが見込めるものの、需要動向は低迷、電力料金の値上げなど減益要因が多い。
非鉄金属 銅・鉛・亜鉛精錬 小雨
小雨
ベースメタルを中心に供給体制が整う反面、需要は軟調に推移すると見込まれ、各社の収益も低調に推移する見込み。
産業機械 産業機械製造 小雨
小雨
中国や欧州など、主要市場における需要は依然低迷。グローバル規模での基盤強化、成長分野の取り込みが課題。
工作機械 工作機械製造 小雨
小雨
中国市場の動向に大きく左右されるだけに、先行きは不透明。効率化やアライアンスにより価格競争力を強化していく。
建設機械 建設機械製造 曇り
曇り
中国市場低迷のなかで、カギとなるのは北米市場。資源開発や住宅・インフラ工事で発生する需要の取り込みを目指す。
自動車 自動車製造 晴れ
薄日
エコカー補助金終了の反動減が懸念される。2013年初からの円安の継続に期待。経営効率化に向け提携進む。
造船 小雨
小雨
船腹過剰解消せず厳しい受注環境続く。操業スローダウンが実施されれば減収要因も、円安効果で業績改善の可能性も。
家電 家電製造

白物家電は買い替え需要が安定、堅調が予想されるが、国内市場の本格回復は見込めず、業績が上向く期待は薄い。
家電小売

地デジ移行後1年経過も、薄型テレビの需要回復の兆候は見えない。不況の長期化により業界再編の可能性も。
半導体・
電子部品
半導体製造 雷雨
雷雨
日中関係の悪化や新興国経済の減速など不安材料は多く、事業の統廃合といった構造改革がいっそう進む見通し。
総合商社 晴れ
晴れ
資源に代わる新たな収益源の育成が課題。各社の投資戦略の違いが今後の利益成長に大きく影響を与える可能性も。
百貨店 全国展開型百貨店 小雨
曇り
引き続き都心部の大型百貨店では大規模改装予定が相次ぐ。コストに見合う集客・売り上げとなるかが注目される。
スーパーマーケット 総合スーパー 小雨
小雨
全国的に値下げ販売が慢性化。原料高による食品メーカーの値上げ要請なども影響し、安定した収益確保は厳しい。
コンビニエンスストア 薄日
薄日
大手を中心に国内では出店攻勢が続く。商品開発力や投資余力がカギとなり、チェーン間格差が広がる可能性が高い。
物流・倉庫 トラック輸送 小雨
小雨
国内貨物量の低迷や国内企業の海外進出増加にともない、海外事業を強化する動きが引き続き加速する見込み。
旅客輸送 航空 小雨
小雨
国内線のLCC就航で競争が激化。対中関係悪化によるインバウンド減少や、B787のトラブルが懸念材料。
電気通信 インターネットサービス 曇り
曇り
価格競争とモバイル化の流れで各社業績見通しも厳しい。携帯会社との連携で販売拠点を確保し、シェア拡大の動きも。
ソフトウェア ソフトウェア
開発
曇り
曇り
IT投資需要は底堅く推移する見通しだが、顧客の低価格、短納期ニーズ高まる。生産性向上がカギに。
外食 ファーストフード 曇り
曇り
人気が高く集客力が見込めるカフェスタイルでの出店が進む見込み。低価格路線を見直し収益確保を模索する。
居酒屋チェーン・
ビアレストラン
雷雨
雷雨
若者の酒離れなどで市場が縮小するなか、レストランや丼業態など非居酒屋事業に乗りだし、新たな収益源を探る。
ホテル・旅館
小雨
宿泊者数回復続く見込み。中国人旅行者の回復は未知数も、その他アジアからの訪日者が増加。ホテル間の競争は激化。
旅行 曇り
薄日
前年に続き日本人の需要増が見込まれる。各社は格安航空会社との協業と、シニア世代の取り込みに動く。
広告 広告代理店 小雨
小雨
国内需要の伸び悩みやクライアントの海外進出を背景に、大手を中心に海外事業を強化する動きが加速。
ネット広告 薄日
薄日
スマホやSNSを利用した販促手法の開発で需要拡大を図る。詐欺事件発生で規制の必要性が浮き彫りに。
人材派遣・
職業紹介
人材派遣 曇り
曇り
改正労働者派遣法施行の影響から受入企業には慎重な傾向も。派遣以外のメニュー拡充で、総合力強化につとめる。
教育サービス 学習塾・
通信教育・
家庭教師派遣
薄日
薄日
国内市場では、一層の業界再編が進みシェア競争が激化するため、業績は横ばい。海外市場での成功が鍵となる。
放送 地上波放送 小雨
小雨
景気回復の兆しが見えない間は、広告収入増加は期待薄。スマートフォンなど視聴媒体にあわせたサービス提供が加速。
玩具・
テレビゲーム
玩具・ゲーム
ソフト製造
小雨
小雨
玩具は国内市場縮小で合理化も。海外展開進む。ゲームはソーシャルゲームの伸長と任天堂「Wii U」に期待。

※2013年2月25日(月)発刊の弊社経営情報誌「TDB業界動向2013-II 」では、全100業界231分野を網羅した業界天気図を掲載しています。また、2012年度の動向と2013年度の展望を解説しています。

TDB REPORT 120号「TDB業界動向2013-II」(2013年2月25日発刊)



ページ先頭へ