ビジネス講座

「同族企業」の取引構造の特徴

過去20年・各年10万社強の企業ビッグデータを活用した同族企業の経営特性

1993年から2015年まで約170万社の企業情報から同族企業の経営特性を分析したところ、非同族企業との差異として、業績や多角化への積極性といった経営戦略面での違いは見られませんでしたが、同族企業間の密接な取引関係の存在が浮かび上がってきました。

売上高5億円以下の中小企業の90%以上が同族企業と言われる中、歴代培われた人的ネットワークに支えられた同族企業の経営環境を分析することは、日本経済、特に地域経済を考察するうえでは、欠かすことのできない視点であることがわかってきました。

同族企業間の取引は長く続くのか

同族企業間の取引を以下のようなパターンで分析すると、下表のとおり、同族企業間の取引は長く続く産業が多いことがわかります。

取引パターン


産業別取引継続年数


事業承継のタイミングは、社長年齢が60歳〜65歳?

事業承継はどの会社でも重要な課題ですが、同族企業となれば特に、そのタイミングは重要となってくるでしょう。そこで今回の分析では、1995年、2005年、2015年のデータを用いて、代表者の年齢と業績についての関係性も分析をしてみました。

その結果、下図のとおり、代表者年齢が60歳から65歳の頃に売上高のピークを迎えている状況が見えてきました。同族企業にとっての事業承継タイミングは、この時期が一つの目安になるのかもしれません。


代表者の年齢と売上高の関係


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